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きょうは当直だったので、いつものように、10時過ぎに家に電話をする。

目当ての娘は勉強中で、もうすぐ終わるとのこと。

体調もいいらしい。

「じゃあ、がんばって終わらせて、ぐっすり寝てね」と電話を切ろうとした時、

「あのさぁ、おとうさん。ランドセル、アフガニスタンに送っていい?」という。

いきなりの話で、驚いた。

小学校の卒業生がランドセルを外国の子供たちに贈るという話は、ニュースで聞いたことはある。

ウチの子の小学校もそういうことをしていたのか。

知らなかった。

それにしても、六年間、行動を共にしたランドセルである。

その大事なランドセルを、いくら人のためとはいえ、手放してしまうのか・・・・・。

小学時代の、一番の思い出の品ではないのか・・・・。

もはや、身体の一部と言ってもいいほどのものである。

ついでに言えば、購入するときも、両家の間で、ひと悶着あった、いわくつきの物でもある。

それほど、大事なものなのだ。

たしかに、アフガニスタンの子供たちにあげるのは立派なことだけど、

よりによってランドセルとは・・・・。

しかも、うちの子は一人っ子だから、ランドセルも一個しかない。

送るのだったら、兄弟の多い子からにしてほしい。

いろんなことを巡らせてるうちに、動揺してきた。

「お父さんは、いいけど、あなたは、それでいいの?」と、戸惑いながら尋ねると、

「いいよ」と、くったくない。

「ほとんどの子が、送るんだよ」とも言った。

もはや、よしなさいとは言えない状況と判断した。

「あなたがいいのなら、送ればいいと思うよ。感心だね」

卒業式の日程のことを聞いても何とも思ってなかったが、ランドセルの話を聞いて、

急に、娘が卒業するのだというのが、実感として迫ってきた。

外国の恵まれない子供たちにランドセルをあげてもいいという娘の言葉から、

六年間の成長ぶりが感じられ、胸に迫るものがあった。

ここまで、よく成長してくれた。

今は、せめて、もう一度だけ、ランドセルをからった姿を写真におさめておきたいと思っている。
2013.03.05 Tue l 子育て l コメント (0) トラックバック (0) l top

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